ランニングシューズの正しい履き方を知っていますか?
どんなに高価で性能のよいランニングシューズを履いたとしても、正しく足にフィットしていないと、効果が現れないどころか足を痛めることにもなります。
そこで「SWAC」のコーチである大角重人さんから、ランニングシューズの性能を生かした足を守る正しい履き方・靴紐の通し方による紐の締まり具合の違い・シューズが長持ちするための保管方法などを教えてもらいました。
【動画:ランニングシューズの正しい履き方】
ランニングシューズの性能を生かした 足を守る正しい履き方とは!
必ず靴紐を解いてから脱ぎ、緩めてから履く!
靴紐を締めたままランニングシューズを脱ぎ履きしているのでは、せっかくのランニングシューズのクッションが生かされてません。
体重をかける度に横アーチが上下に動きクッションの働きをし、地面との衝撃を和らげてくれています。
性能のいいランニングシューズはそのアーチの衝撃をさらに緩和するためのクッションが備えられています。
そこで
まず、シューズのかかとの部分に足を合わせます!
つま先をあげた状態で、片足づつ交互に地面にかかとをトントンと叩いて、しっかり合わせましょう!
走っているうちに横アーチの位置がズレてこないように
一番下の一つ目の穴の位置で足の横アーチをしっかり固定しましょう!
横アーチが上下の屈伸ができるように、あまりきつく締めすぎないように気を付けましょう!
真ん中の位置はふつうに締める
最後の一番上の穴の位置は、一度前に紐を引っ張り固定してから締める!
真横に引っ張るよりは縦に引っ張る方が止まってくれるので、しっかり結ぶことができます。
さらに解けにくくするには『ランニングコーチ伝授!解けにくい靴紐の結び方!!』を見てください。
ランニングシューズの紐の結び方の違いってあるの?
それほどの差はなく、好みによることが一番ですが、強いて言えば。。。
上から下へ紐を通すと、しっかり締まる!
スピードを出したい人向きです!
下から上へ紐を通すと、締まりが緩いが足に馴染みやすい!
次第に足に馴染んでくるので、長距離で走る人向きです!
下の写真は下から上へ靴紐の穴を通してます。
ランニングシューズを長持ちさせる方法は?
脱いだら中敷きを必ず外して乾かそう!
マラソンの後の足は汗を掻いてます!
外して空気を通すだけでも、長持ちしますよ!